J1歴代最多の171点をマークした川崎の元日本代表FW大久保嘉人(34)が来季からFC東京に移籍することが4日、関係者の話で分かった。水面下で交渉を進め、2年契約を結んだもよう。今季で契約が満了するため、複数クラブが獲得に動いていた。
福岡県出身の大久保は2013年、神戸から川崎に加入。15年までJ1史上初となる3季連続得点王に輝いた。今季は日本選手最多に並ぶ15点を挙げ、クラブのチャンピオンシップ進出に大きく貢献した。
FC東京は今季、J1の34試合でわずか39点と得点力不足に悩まされた。大久保の他に、J2降格が決まった名古屋のFW永井謙佑(27)にも興味を示している。