前なでしこ監督・佐々木氏がJ1大宮のトータルアドバイザー就任
J1大宮が25日、クラブの初代監督で、サッカー女子日本代表前監督の佐々木則夫氏(58)とトータルアドバイザー就任で合意したと発表した。任期は11月1日から。同月2日に就任会見を開く。
佐々木氏はNTT関東サッカー部時代から通じて、大宮の監督を96年から98年の間、務めた。一躍、名前を世に知らしめたのは08年に就任したなでしこジャパンこと日本女子代表の監督にとしてで、11年ドイツ大会に男女通じて初のW杯優勝を成し遂げたほか、12年ロンドン五輪銀メダル、15年W杯カナダ大会準優勝と輝かしい成績を残した。16年リオ五輪の本大会出場を逃した後に、なでしこジャパンの監督を退任した。
11年のW杯優勝を受けて、国民栄誉賞を代表チーム全体で受賞。12年にはFIFAバロンドール女子最優秀監督賞を受賞していた。
なでしこジャパン監督の在任中から、佐々木氏の手腕を高く評価していた大宮は将来的なクラブ復帰を熱望していた。