飛び交う罵声とペットボトルの中、バルサが劇的逆転勝ち

 「スペインリーグ、バレンシア2-3バルセロナ」(22日、バレンシア)

 決勝点を挙げたバルセロナFWリオネル・メッシがバレンシアファンで埋まるメスタージャのスタンドに口汚く抗議する姿が試合の激しさを物語っていた。サッカースペイン1部リーグ、バルセロナは試合最後のプレーで獲得したペナルティーによりバレンシアに逆転勝ちを収めた。

 バルセロナは前半22分にFWメッシのゴールで先制。しかし後半7分にバルサからレンタル移籍しているFWムニル、さらに4分後にFWロドリゴと連続ゴールでバレンシアが逆転する。バルセロナFWスアレスのゴールで同点に追い付いた後、試合の激しさは加速度を増していった。

 ピッチでは13分にバルセロナMFイニエスタがMFペレスのタックルに倒れ右ひざを負傷、全治1カ月半~2カ月の戦線離脱の可能性がある。ピッチ内の激闘はスタンドにも飛び火。今年夏にバレンシアからバルセロナへ移籍したFWアルカセルに対し、バレンシアファンがひまわりの種の袋を投げつければ、試合最終盤メッシの決勝点のシーンでは抱き合い勝利を喜ぶバルセロナの選手の輪にペットボトルが投げ込まれ、FWネイマール、FWスアレスが倒れ込む事態に発展。23日のスペイン紙スポルトによると、この危険行為によりメスタージャ・スタジアムの閉鎖処分が出される可能性もあるという。

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