ミラン4年ぶりユーベに勝利も本田は出番なし

 「イタリアリーグ、ACミラン1-0ユベントス」(22日、ミラノ)

 サッカーセリエA第9節ACミラン対ユベントスが22日(日本時間23日早朝)、サン・シーロ・スタジアムで行われ、ミランが1-0で勝利をおさめた。ベンチスタートの日本代表FW本田圭佑は後半アップしたが、出番はなかった。ミランのユベントス戦勝利は2012年11月以来。この勝ち点3で2位ながら、首位ユーベに2ポイント差と迫った。

 試合は前半、ユーベが多く攻撃する場面が目立った。そして同36分、左サイド30メートルからのFKをユベントスMFパヤニッチが直接ゴール。しかし、直後にDFボヌッチの位置がオフサイドだと判断され、先制点とはならなかった。前半は0-0で終了した。

 後半6分、本田はアップを始めた。ミランは同20分、FWスソが右からパスを出す。そこに18歳MFロカテリが走り込み、ワンタッチで受けて右足でシュート。これがバーに当たりゴールとなった。ロカテリを祝福する歓喜の輪に本田も加わっていた。ロカテリは第7節のサッスオロ戦でも途中出場でセリエA初得点を決めていたため、本拠地サン・シーロでの2試合連続ゴールとなり脚光を浴びた。

 ユーベのシュート15本に対し、ミランは5本という結果だが、猛攻を凌いだミランが大きな白星を挙げた。本田はロスタイム前までアップを続けたものの、出場機会はなかった。

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