セビリア清武さらにピンチ!?絶好調ナスリ「僕のポジションはセンターMF」
サッカーのスペイン1部・セビリアの元フランス代表MFサミル・ナスリが「僕の本来のポジションはセンターMF」と発言し、サイドでのプレーは望んでいないことを明かした。19日のスペイン紙アスとのインタビューで語った。チームメイトの日本代表MF清武弘嗣にとっては、今や看板選手になりつつあるナスリとまともにポジション争いをする格好で、所属チームでの出場がさらに難しくなる可能性が出てきた。
ナスリは「(プロデビューした)マルセイユでは、試合によって前後することはあったがセンターMFでプレーしていた。サイドアタッカーでやっていたのはその後のマンチェスター・シティーとアーセナルで少しだけ。監督から求められていたからやったけど、サイドでのプレーは好きじゃない」と“本音”を答えた。
日本代表の主力である清武にとって、さらに分が悪いのは、ナスリがセビリアでのプレーに専念できること。フランス代表では2014年まで40試合以上に出場しているが、2014年ブラジルW杯で選考漏れ。その後デシャン代表監督と仲違いした経緯があり「もし僕の父親が代表監督でもフランス代表には行かない。これまでに100回は(行かないと)言っているし、僕は有言実行するタイプ。一度言ったことはいつだって実行する」と固い決意を見せている。