川島が代表復帰 第3GKも精神的支柱として期待
日本サッカー協会は29日、W杯アジア最終予選B組でイラク、オーストラリア戦に臨む日本代表26人を発表した。
6月のキリン杯以来の復帰となった川島永嗣(メッス)が、チームの精神的支柱となる。ハリルホジッチ監督は「グループの中で特別な役割を担ってほしい。チームに良いスピリットをもたらす。コミュニケーションや励ます部分。メンタルプレーヤーはチームを底から引き上げる」と期待した。
出番がなかったキリン杯でも「全員のモチベーションを上げていた」と評価。最終予選の低調なスタートで自身が求心力を失いつつある中、まとめ上げる役割を託した。
今季加入したメッスでは2軍での出場が続いており「プレーするかは別問題」と、第3GKと位置付けた。それでも「素晴らしいフィジカルコンディションで、ツーリスト(観光客)とは認識していない」と、ピッチに立つ可能性は排除しなかった。33歳のベテランがチーム浮上の鍵を握る。