レアルまた“黄色の悪夢”…土壇場で追いつかれ3試合連続ドロー

 「欧州チャンピオンズリーグ・1次リーグ、ドルトムント2-2レアル・マドリード」(27日、ドルトムント)

 F組のレアル・マドリード(スペイン)が、土壇場でドルトムント(ドイツ)に追いつかれ引き分けた。2戦を終えてレアルは勝ち点4の2位。同じ勝ち点のドルトムントは得失点差で首位に立ち、負傷している香川真司はベンチ外だった。

 レアルは、再び黄色をメ-ンカラーにしているチームに“勝ち試合”を奪われた。これで3試合連続…もはや、呪われた感さえ漂う同点劇だった。

 後半42分にMFシュールレが同点弾を決め、盛り上がるドルトムントの選手、観客をよそにアウェーチームのイレブンは表情を大きくゆがめた。それまでに何度も勝利を決定付けるダメ押しゴールのチャンスがあったものの生かせず、追い付かれた。また前半の1失点目も復帰したばかりのGKケイラー・ナバスが、ボール処理をミスするという普段まず見られないところから生まれていた。

 試合終了間際に同点に追い付かれるという展開は、24日に行われたリーグのラスパルマス戦と酷似。「黄色」のメーンカラーチームに勝利を目前にしながら続けて“勝ち点2”の分を取り損ねる形が続き、チームのダメージも大きい。

 さらにその前戦のビリャレアル戦での引き分けを含め、勝ちきれない悪い流れになっている。ジダン監督は「我々は苛立っている。望んでいた通り素晴らしい試合をした。もうこれで3試合…。引き分けは決して悪い結果ではないが、これだけのプレーをしたあとでは苛立ちがある。サッカーでは時にこういったことがあるが、今はしっかり休み、次の試合の準備をする 」と気持ちを切り替えることを強調した。

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