川崎、初のチャンピオンシップ決めた 横浜Mとの死闘制し
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「J1、川崎3-2横浜M」(25日、等々力陸上競技場)
川崎が横浜Mとの死闘を制して、年間順位の3位以内を確保。初めてのチャンピオンシップ出場を決めた。
川崎は前半14分、FW小林悠が右サイドからの絶妙のピンポイントクロスを上げ、これにMF狩野健太が頭が合わせて先制した。
後半39分にも、MF田坂祐介の絶妙なスルーパスに反応したMF三好康児が、技ありのループシュートでゴールネットを揺らし、勝利をたぐり寄せた。
しかし、横浜Mは後半ロスタイムに入って、驚異的な反撃を見せた。川崎・GK新井章太の負傷退場もあって、実に9分ものロスタイムがあった。MF中町公がゴール前の混戦から1点を返すと、その2分後にFW伊藤翔がゴールし、同点に追い付く粘りを見せた。
しかし、ここで川崎は終了直前、MF小林悠がゴール前の混戦から頭で合わせて、劇的な決勝点を奪った。
第2ステージで逆転優勝を狙う横浜Mにとっては、V争いから大きく後退する手痛い黒星となった。