元監督・ゴトビ氏がJリーグ清水を提訴 2年前に解任…未払いの報酬求め
2014年7月にJ1清水(15年にJ2降格)の監督を解任されたアフシン・ゴトビ氏が、残る契約期間の報酬を払わないのは不当として、清水に計82万5千ユーロ(約9300万円)の損害賠償を求めて、静岡地裁に提訴していたことが21日、分かった。
清水のホームページによると、イラン出身のゴトビ氏は11年に清水の監督に就任。14年のシーズン中に成績不振の責任を問われ、途中解任されていた。
訴状によると、ゴトビ氏は、清水が年間11カ月間、毎月5万ユーロの報酬を支払うことで契約。「途中解任する場合は、クラブ側が残る期間の報酬を支払う義務を負うとの条項がある」と主張し、未払いとなっている15カ月間の報酬75万ユーロと弁護士費用7万5千ユーロを支払うよう求めている。