J1名古屋は26日、昨季限りで退団した元日本代表のDF田中マルクス闘莉王(35)の復帰が決まったと発表した。同日にブラジルから日本に戻り、メディカルチェックを受けた。背番号は4。28日に記者会見を行う予定。
ブラジル出身の闘莉王は10年シーズンに名古屋へ加入し、守備の大黒柱として同年のリーグ制覇に貢献。日本代表では10年のW杯南アフリカ大会に出場し、主力として16強入りを果たした。昨季後に大幅な年俸の減額を提示され、契約が折り合わずに退団した。しかし成績不振で休養した小倉隆史ゼネラルマネジャー兼監督の後任のボスコ・ジュロブスキー監督から復帰要請を受けた。