バルサにアルゼンチン若手FWが加入へ 最後の“交渉役”はメッシ?
サッカースペイン1部リーグ、アトレティコ・マドリードのFWルシアノ・ビエトがバルセロナへの移籍で基本合意したことが分かった。23日のスペイン紙エル・ムンド・デポルティボが伝えている。
記事によるとアトレティコとバルサのクラブ間で合意。移籍金はおよそ2200万ユーロ(約25億6000万円)で、選手の同意を待つだけとなっている。ビエトはU-20アルゼンチン代表歴がある22歳の若手ストライカー。1年前のアトレティコ入りの際もバルセロナが獲得を検討し、今夏はFW補強の本命FWガメイロ(セビリア)の獲得が難しくなった時点で第1候補になっていたという。
選手自身はメッシ、ネイマール、ルイス・スアレスに続くチーム第4FWの扱いに出場機会が限られることを懸念し、移籍に二の足を踏んでいるとされる。それでも食事療法のため、ともにイタリアの医師を訪れるほどFWメッシと仲が良く、看板選手との交流がバルセロナ加入の後押し材料になるのではないかとの見方がある。
ビエトの移籍についてはこれまでも様々な可能性が語られている。セルタへの移籍やレンタルでのバルセロナ移籍のほか、3日前には「バルセロナを蹴ってセビリアへ移籍合意」との報道もあった。