五輪代表のFC東京・室屋成と中島翔哉、地元の熱さに「金メダル取る」

 リオデジャネイロ五輪サッカー男子代表で、J1FC東京所属のDF室屋成(22)とMF中島翔哉(21)が7日、クラブが本拠地とする東京都中西部の自治体6市を表敬訪問した。

 味の素スタジアムを起点として、調布市、府中市、小金井市、三鷹市、西東京市、小平市の順で各市庁を訪れた2人は、「わが街のヒーロー」を出迎えた各自治体の盛り上がりを直接肌で感じ、あらためてオリンピックに出ることの価値と責任を実感。各自治体でのあいさつで「金メダルを目指します」と誓った。

 室屋は「(6市とも)たくさんの人が集まってびっくり。オリンピックに出ることはすごく貴重で重要なこと。その分、結果を残して帰って来なければという責任感が増しました」と感想を表した。

 中島も「こういう経験は初めて。サッカーをやらない人も応援してくれる。オリンピックが特別な大会だと感じた。いい試合をして勝ちたい。金メダルを目指さないと、どうにもこうにもならないでしょう」と言い放った。

 室屋は2月に左足を骨折し全治4カ月と診断され、中島も4月に右ひざ内側側副じん帯を損傷したが、ともに大きなケガを乗り越えて代表入りを果たした。そして、6月29日のキリンチャレンジカップ・南アフリカ戦で2人はともにフル出場し、室屋は決勝弾をアシスト、中島は2ゴールを記録した。中島は5日のメンバー発表と同時に背番号「10」を奪回したが、「期待を担う背番号10のプレーヤーとして、試合を決める選手になりたい」と決意を新たにした。

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