マンUがネイマールの引き抜きを画策

 イングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッドがバルセロナ(スペイン)に所属するブラジル代表FWネイマールの引き抜きを画策しているという。一方、現所属のバルセロナは強化部担当者をブラジルに送り込み、他チームの動きを警戒しながら契約延長に向けて動いている。30日のエル・ムンド・デポルティボ紙が伝えた。

 バルセロナを中心に展開する同紙によると、マンUは29日にネイマール関係者への攻勢を強め、バルサとの契約延長阻止と自クラブへの招聘の動きを本格化させたという。マンUは昨夏もネイマール獲りに動き、契約解除金に相当する1億9200万ユーロ(現在のレートで約220億円)のオファーを提示した経緯がある。今回はジョゼ・モウリーニョ監督を迎える新体制の目玉選手としてチームの中心に据える狙いがあるとみられている。

 一方のバルサは2人の強化部担当者をブラジルに派遣。これまでもパリ・サンジェルマン(フランス)からの接触を断ったほか、レアル・マドリード(スペイン)、マンチェスター・シティといったネイマール獲得に関心がある他チームの動きを警戒している。また、年度が変わる7月1日を待って契約延長を結ぶ意向を持っているとされる。

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