悪夢!FC東京・室屋が左足首骨折

 今季からFC東京とプロ契約を結んだばかりのU-23日本代表DF室屋成(21)が、左足首骨折の重傷を負ったことが12日、分かった。11日に始まった宮崎・都城キャンプ初日の練習中に負傷。この日、チームを離れて精密検査を受け、詳しい診断結果は近日中にも判明する。今夏の五輪出場に暗雲が差し込む厳しい船出となった。

 室屋は明大所属で出場したリオ五輪最終予選では、右サイドバックとして活躍。準々決勝のイラン戦では貴重な先制点を演出するアシストを記録するなど、6大会連続の出場権獲得に貢献した。

 そして今月、リオ五輪代表選出を見据え、プロ入りを決意。クラブも今野泰幸(現G大阪)や、今冬にオランダ1部フィテッセへと移籍したDF太田宏介が背負った「6」番を用意。加入発表記者会見では「代表クラスの選手から多くを学びたい。ただ、ポジションは保証されていないので、つかむことに意義がある」と決意を述べていた。

 いよいよレギュラー奪取に向けて、都城合宿から元日本代表DF徳永、駒野と定位置争いを繰り広げるはずだった。だが、その初日に、予期せぬアクシデントが起こった。

 詳しい全治期間などは検査結果待ちとなるが、今月23日のACL初戦の全北現代(韓国)戦と、同27日のJ1大宮との開幕戦デビューはほぼ絶望的な状況だ。重傷となれば、今夏のリオ五輪本大会出場にも大きな影響が出てくるかもしれない。

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