手倉森監督、48年ぶり五輪メダルへ
日本サッカー協会は10日、都内で各世代別代表のスタッフ会議を開いた。リオデジャネイロ五輪出場を決めたU-23日本代表は手倉森誠監督(48)も出席し、五輪本大会までの強化日程を話し合い、7月21日から直前合宿地のブラジル入りすることを確認した。
4年前のロンドン五輪では初戦の10日前の7月16日に日本を出発、8年前の北京五輪では初戦の3日前の8月4日に出発した。リオ五輪の1次リーグ初戦は8月4日。異例の早さとなる2週間前での現地入りは「地球の裏側だし、移動距離や時差を考えれば(順応に)それなりに時間がかかる」という手倉森監督の意向でもある。
また、霜田技術委員長は7月中の壮行試合開催の可能性について困難との認識を示した。6月末に国内で予定されている国際親善試合が本番前最後の公式戦となれば、過去5大会連続で開催されてきた壮行試合が行えない可能性が出てきた。
壮行試合より環境への順応を最優先させ、68年メキシコ五輪以来48年ぶりとなるメダル獲得を目指す。