FC東京9発!ACL切符手に入れる

 「アジア・チャンピオンズリーグ プレーオフ、FC東京9-0チョンブリ」(9日・味の素スタジアム)

 FC東京はチョンブリ(タイ)に大勝し、12年以来のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場を決めた。1次リーグでは全北(韓国)江蘇(中国)ビンズオン(ベトナム)とのE組に入り、23日にアウェーで全北との初戦を迎える。プレーオフを制し、本大会に進む山東(中国)は1次リーグで広島と同じF組、浦項(韓国)は浦和のH組に入る。

 FC東京がクラブ最多記録となる9ゴールの大勝で、ベスト16に進出した12年以来4年ぶりとなるACL本戦出場権を獲得した。

 今季から指揮を執る城福監督は、磐田から完全移籍した元日本代表DF駒野ら新加入選手5人を先発起用。FW阿部の移籍初ゴールなど前半9分までに2得点を奪うと、シュート20本を浴びせ、次々とネットを揺らした。城福監督は「攻守にリアクションを増やす、われわれが目指すサッカーの志は見せられた」と一定の評価をした。

 昨季はリーグ3位の33失点と堅守を誇ったが、主導権を握られたリアクションサッカーに終始。総得点45と得点が伸びず、年間3位で迎えた第2ステージ最終節では引き分けに終わり、年間4位に転落。チャンピオンシップ出場を逃した。

 今季初戦で90分間走り続けるハードワークを見せ、何度も自らアクションを起こし、イメージを一新させる戦いを予感させた。城福監督がFC東京を率いるのは、08~10年以来6年ぶり2度目。生まれ変わった“城福トーキョー”が指揮官の帰還を華々しく飾った。

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