仙台でU23五輪壮行試合開催も

 リオデジャネイロ五輪出場を決めたサッカー男子U-23日本代表の壮行試合を仙台で行う計画が浮上していることが30日、分かった。開催時期は6月下旬が予定されており、今後調整していく。手倉森誠監督(48)は13年までJ1仙台で指揮を執り、現在も仙台に居を構えている。思い入れが深い地での“凱旋試合”で、五輪のメダル獲得へ弾みをつける。

 手倉森監督にとって、五輪壮行試合が凱旋試合となる可能性が浮上した。日本協会関係者によると、協会側は手倉森監督にゆかりのある仙台で壮行試合を行う意向を持っている。開催時期は6月下旬を予定し、今後調整していく。

 13年までJ1仙台で指揮を執った手倉森監督は、コーチ時代を含めると10季にわたって仙台に在籍していた。在任期間中の11年には東日本大震災も経験。U-23代表監督就任後も仙台に居を構え続けるなど、思い入れは人一倍強い。

 昨年3月の五輪1次予選(マレーシア)直前には「サッカーと被災地の希望になる」として、国内初の強化試合(千葉)を東日本大震災が起こった3月11日に行い、試合前には犠牲者を悼んで黙とうが捧げられた。同7月には親善試合のコスタリカ戦を仙台で開催している。

 五輪本大会に向けた強化として、3月下旬の海外遠征(場所未定)を皮切りに、4月11~13日に国内合宿、5月中旬に親善試合、同18~29日にはトゥーロン国際大会(フランス)に出場予定と、継続的に活動を行っていく。7月21日から始まる五輪直前合宿(場所未定)を前に、“地元”の後押しを得て、手倉森ジャパンが五輪でのメダル獲得に挑む。

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