FW宇佐美、海外再挑戦へアピール弾だ

 「Jリーグチャンピオンシップ・準決勝、浦和-G大阪」(28日、埼玉スタジアム2002)

 J1の年間優勝を争う明治安田チャンピオンシップが準決勝から始まる。第1ステージを制して年間勝ち点2位の浦和と同3位のG大阪の対戦で、勝者は広島(同1位、第2ステージ優勝)とホームアンドアウェー方式で実施される決勝に進む。G大阪、浦和は25日、それぞれ吹田市内、さいたま市内で練習を行った。

 最終節で年間3位に滑り込み、連覇へ望みをつないだ。G大阪のFW宇佐美貴史(23)は「失うものはなにもない。チャレンジャー精神でやるだけ」と無心でぶつかる覚悟だ。

 最終節の山形戦(22日)は5分間で4点を奪い大勝。「サッカーの面白さも怖さも知れた。我慢すれば、5分で4点取れる力がある」と、2点をアシストした一戦で自信を深めた。クラブではここ8試合、無得点だが「いいイメージでレッズに立ち向かっていける」。攻撃の中心であることは間違いない。

 山形戦ではドイツ1部、シュツットガルトのスカウトが視察に訪れるなど海外クラブも興味を示している。宇佐美は「チームが大事なときだし、話せることもない」としながらも、海外への再挑戦について「(13年にドイツから)帰って来たときから(希望は)ある。はい上がろうと思っている」と前向きだ。

 シュツットガルトのスカウトは、浦和戦も視察する予定。CS終了後にもG大阪と話し合いの場が持たれる見通しだが、まずはあいさつ代わりのゴールで決勝進出を決める。

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