本田、今後も「自分の正義貫く」

 「W杯アジア2次予選、シリア-日本」(8日、マスカット)

 FW本田は“プレスの鬼”となる。シリア戦の鍵に、球際の強さを維持することを挙げた。「印象としては体が非常に強い。球際のところが、この暑さの影響で少しでも相手にチャンスを与えてしまえばピンチを招くだろう」。暑さでプレスが緩むことが、思わぬ苦戦につながりかねないとの見通しを語った。

 重要な要素と意識しているだけに、声を張り上げる。「そこは選手全員が当然認識している」とする一方で「あえて意識して発言してチームで気を引き締めたい」と話した。

 所属のイタリア1部、ACミランへの批判発言で、国内外で大きな反響を呼んでいるが「目指すところから逆算して行動を取っている。自分の正義を貫くことが、今後自分にとっても、自分自身であり続けるためにも必要なこと」ときっぱり。所属チームでも、日本代表に対しても、変わらぬスタンス。金狼は自らの考えを発信し続ける。

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