山口蛍、シリアへ“リベンジ”だ
「W杯アジア2次予選、シリア-日本」(8日、シーブ)
サッカー日本代表は6日、W杯アジア2次予選E組首位・シリア戦に向けて、オマーンのマスカット市内で冒頭以外を非公開とした練習を行った。
MF山口蛍(C大阪)がシリアへの“リベンジ”を誓った。12年2月、中立地のヨルダンで、ロンドン五輪アジア最終予選・U-23シリア戦に出場。1-1の終了間際に決勝のミドルシュートをたたき込まれて、自力での五輪出場が一度は消えた、苦い記憶の残る一戦だ。
世代別代表とA代表の違いはあるものの、状況は重なる。今回のメンバーで当時の試合に出場した唯一の選手は「あの時も中立地。こっちの意表を突いてくるプレーをする。(ボランチとして)相手は距離も関係なく、体勢が悪くても(シュートを)振り抜いてくる。気をつけないと」と警戒感を強めた。