レアルがGKナバスに謝罪&年棒倍増へ
サッカーのスペイン1部リーグ、レアル・マドリードが新GK獲得のため事実上のトレード要員だったGKケイラー・ナバスに対し、それまでの対応を謝罪、現年棒の倍となるおよそ400万ユーロ(約5億4000万円)を支払う考えを示した。
3日までにラジオ、テレビなどスペイン複数メディアが伝えたところでは、スペイン代表GKデヘア(マンチェスター・ユナイテッド)の引き抜きが“時間切れ”で失敗に終わったあとの2日、ペレス会長らクラブ幹部がクラブ練習場へ出向き、コスタリカ代表GKに謝罪。8月31日夜の時点で移籍先としてほぼ確定していたマンチェスターUの提示年棒を保証したという。
ナバスに対するレアルの待遇見直しは、不調に終わった移籍交渉またデヘア獲得のための事実上のトレード要員になった経緯からの関係修復が狙いとみられる。ナバスとしては熱望していたレアルでのプレー続行が実現し、さらに給料大幅アップと、一難去ったあとに“希望が通った”展開になっている。