ACミラン今季初勝利 本田は出場せず
「イタリア1部リーグ、ACミラン2-1エンポリ」(29日、ミラノ)
サッカー日本代表MF本田圭佑が所属するACミランが2-1で勝利をおさめた。本田は出場しなかった。トッブ下にはスペイン人MFスソが入ったが、後半10分にMFボナベントゥーラと交代した。
ミランは前半16分、カウンターでFWルイス・アドリアーノがドリブルし、FWバッカにパス、これをバッカが決めて先制点を挙げた。20分、エンポリMFサポナーラのゴールで同点に追いつかれ、1-1で前半を終了。後半24分、ボナベントゥーラが左サイドから蹴ったCKのボールに、ルイス・アドリアーノが空中で頭で合わせ、2-1とした。試合はこのままゲームセットとなり、ミランは今季初勝利となった。
試合後、ミランのミハイロビッチ監督は本田が先発しなかったことについて「1週間の練習の中で、スソの方がよかった」と説明。試合のメンバーについて「基本的にはトレーニング中の様子を見て決めている。常にベストの選択をするようにしているつもりだ」と話した。
また、バロテリがトップ下のポジションを務める可能性については「彼のポジションではない。ただ試合によっては、3人のFWを同時に起用する必要があるかもしれない」とした。