“じゃないほうの武藤”代表デビュー弾

 「東アジア杯、日本1-2北朝鮮」(2日、武漢)

 期待に応える先制パンチだった。前半3分、初代表で先発に抜てきされ国際Aマッチ初出場となった日本代表MF武藤雄樹(26)=浦和=が中央に飛び込み、DF遠藤のクロスをダイレクトで決めた。「レッズでよく決めている形。(遠藤)航がいいクロスを上げてくれた」

 自らを“じゃないほうの武藤”と表現し、比較の対象としていた武藤嘉紀(マインツ)もなし得なかった国際Aマッチデビュー戦のゴールは昨年9月の柴崎以来、日本代表選手では通算29人目。しかも開始3分は過去の28人を抜く“最速”だ。

 後半30分には、FW永井のクロスに飛び込み、好機をつくったが決められなかった。「もう1点決めていれば、試合を終わらせられた」。ボールが来ないと両手を広げ、何度も叫んだ。「次は勝利につながるゴールを決めたい」。今季浦和で開花したアタッカーは、代表でも光を放った。

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