ポルトがカシリャス獲り…ネックは年俸

 サッカーポルトガル1部リーグ、ポルトがレアル・マドリードのスペイン代表GKイケル・カシリャスの獲得に動いていることが7日、分かった。選手も新天地候補として前向きに考えているとされ、移籍が決定する可能性が少なからずある。

 マルカ紙などによるとスペイン人のフレン・ロペテギ監督が同チームの正GKとして迎えるべく積極的に動いており、選手に直接電話をかけて勧誘。カシリャス自身も地元マドリードから近く、言葉や環境が似通った条件、また欧州チャンピオンズリーグに出場するチームからの誘いに意欲を高めているとされる。選手の代理人は「ポルトからのオファーはあり、カシリャスはこの可能性に希望を持っている。今はレアル・マドリードがどういう態度を示すか待っているところ」だとコメントした。

 カシリャスとレアル・マドリードとの現契約の満了は2年後。ポルト側は2年契約プラス1年の延長オプションを提示しており、移籍金なしでの退団が現実的なものとして考えられる。問題となるのは年棒。現契約では今季手取り650万ユーロ(約8億8000万円)、来季600万ユーロ(約8億1000万円)に設定されているが、ポルトが用意しているのはその半額以下。カシリャス側はこの差額の補てんをなんらかの形で現所属クラブに要求しているとされ、現在のところレアル・マドリードはこの点について態度を保留しているとみられる。

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