ロイド、4戦連続弾!堂々MVP!

 「カナダ女子W杯・決勝、日本2-5米国」(5日、バンクーバー)

 米国のFWカーライ・ロイド(32)が躍動した。開始16分で決勝史上初のハットトリックを決め、大会の最優秀選手にも選ばれた。「すごいこと。優勝はチーム全員で勝ち取った。歴史をつくったことを誇りに思う」。今大会最多の6点に並び、ロンドン五輪決勝で2ゴールしたのに続き、再び日本戦で得点を量産した。

 前半3分に低い球筋の右CKを合わせ、4戦連続得点。2分後にも右FKで後方から躍り出て右足で追加点。3-0の前半16分にも味方が奪ったボールを受けると1人をかわし、ハーフウエーライン付近からロングシュートを決めた。「試合の入り方に気をつけたが、序盤の得点で日本は動揺していた。この大会は最初から最後までゲームプラン通りできた」とうなずいた。

 ニュージャージー州出身で、99年大会で地元優勝を飾った米国の試合を観戦した。「自分もW杯で優勝したいと思った。人生をサッカーに懸けた」。16年を経て、夢は現実になり「長い旅だった。今はニュージャージーの家でゆっくりしたい」と笑った。

 エリス監督が「決勝ではベストゲームができるでしょう」と語っていた通り、史上最多3度目のW杯制覇を成し遂げた米国。日本に前回大会の雪辱を果たし、「女子サッカー王国」の復権を高らかに告げた。

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