野津田奮起弾「うまく当たっていない」

 「U22国際親善試合、日本2-0コスタリカ」(1日、ユアスタ)

 16年リオデジャネイロ五輪を目指すサッカーのU-22日本代表はU-22コスタリカ代表を2-0で下した。前半36分にMF野津田岳人(21)=広島=のゴールで先制すると、後半32分には途中出場のMF金森健志(21)=福岡=が追加点を決めた。

 思い描いていた豪快な一撃ではなかった。前半36分。左からのクロスにMF野津田が体ごと飛び込んだ。「あのスペースは狙っていた。正直うまく当たっていないですけど」。利き足とは逆の右足でネットを揺らした21歳は、はにかんだ。

 燃えていた。チーム内では新戦力が台頭。「危機感は常にあります。代表に定位置はないですから。1回1回の活動で、常に100%を出さないと」。試合前には、所属先のJ1広島のFW佐藤寿人(33)から「お前はどん欲にゴールを狙っていけよ」と連絡が来たという。「狙います!と返信しました。どん欲にいけた結果がゴールにつながったのかも」と先輩に感謝した。

 思い切りの良さが持ち味のレフティー。「このチームの中心選手になるため、結果を出し続けたい」。粗削りな才能を磨き続け、チームをリオに導く。

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