ノリさん、イングランドにリベンジ宣言

 「カナダ女子W杯・準決勝、日本-イングランド」(7月1日、エドモントン)

 連覇を狙う女子日本代表の佐々木則夫監督(57)が28日、準決勝のイングランド戦に向け、「前回大会で負けた相手。監督として絶対に負けたくない」と必勝を宣言した。同日、オーストラリア戦で先発したメンバーは別メニューで調整。決勝ゴールを決めた岩渕真奈(22)=バイエルン・ミュンヘン=ら控え組の11選手は1時間半にわたってミニゲームなどで汗を流した。

 イングランドとの対戦が決まって一夜明けた佐々木監督は語気を強めた。「ここまで1戦、1戦、頑張ってきた。イングランド戦も絶対に落とすことはできない」。ここまで明確に勝利へのこだわりを口にするのは珍しい。

 さらに続けた。「前回大会で唯一負けた相手。監督としては、絶対に負けたくない」。4年前、ドイツ大会1次リーグ第3戦でイングランドと対戦。ニュージーランド、メキシコに2連勝し8強入りが確定していた。

 試合は開始15分で先制された。後半21分にも失点し、0-2で完敗した。イングランドとは、2年前にも敵地での親善試合で対戦し、1-1で引き分けた。佐々木体制では勝っておらず、通算でも2分け2敗と分が悪い。

 「別に苦手、というわけではない。やりにくい、ということもない。ただ結果だけ」。指揮官はあくまでも強気だ。そして「お互いに最後まで諦めない気持ちがあるので、簡単な試合にはならない。いかにファイナルへいきたいか。その思いの強さが結果を決める」と予測した。

 初のW杯4強のイングランドに対して、日本はディフェンディングチャンピオン。気持ちで負けるはずがない。指揮官は絶対に勝てると確信している。

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