ハリル監督全勝宣言「高い目標を設定」

 「国際親善試合、日本-イラク」(11日、日産ス)

 サッカーW杯ロシア大会アジア2次予選E組初戦のシンガポール戦(16日・埼玉スタジアム)を控える日本代表は11日、横浜・日産スタジアムでイラク代表と国際親善試合を行う。

 バヒド・ハリルホジッチ監督(63)が改めて年内全勝宣言した。イラク戦前の公式会見に出席。「高い目標を設定したい。勝利のスパイラルを続け、15年は一つも負けずにいきたい。美しい年にしたい」と力強く語った。

 戦術練習こそ9日に行った一度だけだが、全25選手が集合した8日からは連日ミーティングを開催。MF長谷部誠(31)=E・フランクフルト=は「かなりの回数をやっている。これだけ回数をやる監督は珍しい。勝者のメンタリティーを植え付けようとしている」と話す。そして「分析もかなりしているし、僕らに見せる(監督の)ノートもかなりのページ数やデータがある」と、指揮官の細部へのこだわりを明かした。

 さらにハリルホジッチ監督は「W杯とアジア杯のトラウマ(心的外傷)を抱えている選手がいる。日本は能力は高い。自分たちへのリスペクトも大事」と話した。高い目標設定もまた、メンタル強化策の一環だという。

 「W杯へは4年をかけて3試合の準備をする」。負けて得るものなどいらない。とにかく勝つ。勝って勝って、勝ちまくる。

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