なでしこ守備的MFのポジション争い

 「国際親善試合、日本-ニュージーランド」(24日、丸亀)

 サッカーの女子W杯カナダ大会に向けて合宿中の日本代表は22日、香川県丸亀市内で紅白戦を行い、24日のニュージーランドとの国際親善試合(丸亀)のメンバーを選考した。主力組はFW大儀見優季(ウォルフスブルク)や左MF宮間あや(岡山湯郷)に加え、4バックの顔触れを固定。大儀見と組む2トップの相手には大野忍(INAC神戸)と安藤梢(フランクフルト)を試した。2人が務める守備的MFは澤穂希(INAC神戸)宇津木瑠美(モンペリエ)川村優理(仙台)が、それぞれの組み合わせで連係を確かめた。

 守備的MFのポジション争いが白熱している。経験豊富な澤は攻守に安定した働きを見せ、宇津木は鋭い左足キックや運動量をアピール。初めて女子W杯代表に選ばれた川村は当たり負けしない体の強さで存在感を示した。

 足首痛の阪口(日テレ)が万全の状態になればさらに層は厚くなる。これまでさまざまな位置で起用されてきた宇津木は「やりたいところをやらせてもらえている」と意欲を見せ、川村は「ピッチに立たなければ意味はない」と一歩も引かない構えだ。

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