４月３０日の国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）理事選挙で初当選した日本協会の田嶋幸三副会長（５７）が４日、帰国した成田空港で会見に臨んだ。

　日本協会の小倉名誉会長以来、日本人４人目のＦＩＦＡ理事に就任する同氏は「今はすごくホッとしている」と、安堵（あんど）の表情を浮かべ関係者に感謝の言葉を並べた。

　今月末のＦＩＦＡ理事会では１８年Ｗ杯ロシア大会の大陸別出場枠が決定する。アジアの４・５枠死守へ「どのように理論武装していくか難しい作業だが、４人のアジア理事と団結して主張していきたい」と力を込めた。

　また、田嶋氏は２１年のＦＩＦＡ総会日本開催と２３年女子Ｗ杯の日本招致についても「（１９年の）任期中に勝ち取りたい」と語った。