チェルシー独走V!モウ監督誇らしげ
「イングランドプレミアリーグ、チェルシー1-0クリスタルパレス」(3日、ロンドン)
イングランド・プレミアリーグはチェルシーがクリスタルパレスを1-0で下して勝ち点を83に伸ばし、3試合を残して5季ぶり5度目の優勝を決めた。勝ち点67の3位アーセナルが残り5戦で全勝しても、逆転できなくなった。
ビッグクラブがひしめくプレミアリーグの中でも、チェルシーの安定感は抜きんでていた。3戦を残して優勝を決めたモウリーニョ監督は英BBC放送に「チームに求められる全てを1日目から見せられた」と話し、誇らしげだった。昨夏の開幕から好発進し、勢いを保って5季ぶり5度目の栄冠をつかんだ。
前半終了間際、アザールは自らが獲得したPKをGKに当てたが、こぼれ球を頭で決めた。リードすればリーグ最少失点の守備が生きる。テリーを軸に1点を守り切った。
堅守速攻の戦術は「退屈」との批判も受けた。それでも監督は「サッカーとは敵のゴールにボールを入れ、自分のゴールに入れさせないこと。ボールを支配しても勝てないチームが魅力的なのか」と動じなかった。
69得点はリーグ2位で、得失点差42は1位。アザールは「われわれが王者にふさわしい」と気持ち良さそうだった。