「スペインリーグ、セビリア２－３Ｒマドリード」（２日、セビリア）

　レアル・マドリードのＦＷクリスチアノ・ロナウドがハットトリックを達成した。チームを勝利に導いたほか、クラブ歴代最多のハットトリック数（２９回）とした。

　最近３試合で無得点だったロナウドが発奮の３連発を決めた。セビリア－レアル戦のキックオフ４時間前に始まったコルドバ戦でＦＷメッシ（バルセロナ）が２得点。この時点でアルゼンチン人選手が４０ゴールとしてリーグ得点ランキングのトップに立ったが、ロナウドはセビリア戦の３６分、３７分と連続ゴールで再逆転。６９分の技巧的なヘディングシュートでハットトリックを達成するとともにその差を広げた。

　ロナウドはスペインリーグ通算２１８ゴールとし、歴代７位タイになった。レアルではディ・ステファノ（２１６）を抜き史上２位。これを上回るのは２２８点のラウール（現ニューヨーク・コスモス、米）だけとなっている。