日本協会に秘密兵器“対中東007”
日本サッカー協会が4月から雇用したヨルダン人スタッフによって中東勢の情報収集をスタートさせたことが27日、分かった。協会関係者によれば「日本協会では初めての外国人スタッフ」という。
この“対中東007”は30代のヨルダン出身の男性。日本協会からの派遣でヨルダン女子代表の監督に就任した沖山雅彦氏の通訳を務めた経験も持っており、日本語も堪能。母国語のアラビア語を駆使して中東勢の情報分析に当たっている。
W杯アジア2次予選で日本と同組の中東勢はシリアだけだが、最終予選では1月のアジア杯でも敗れたUAEを筆頭に対戦が増えることが予想される。難敵そろう中東勢を“丸裸”にして、日本のW杯出場を後押しする。