ハリル連勝へ超攻撃!先発総入れ替えも

 「JALチャレンジカップ、日本-ウズベキスタン」(31日、味スタ)

 サッカー日本代表は30日、親善試合・ウズベキスタン戦(31日・味スタ)に向けて試合会場で約1時間半の公式練習を行った。練習前に行われた会見で、バヒド・ハリルホジッチ監督(62)は「前回(27日・チュニジア戦)より、リスクを負ってディフェンスラインを前に上げる」と、超攻撃的サッカーを目指すことを宣言。起用メンバーの大幅な入れ替えも示唆した。前線からチーム一体となったハイプレスをかける攻撃サッカーを掲げ、2連勝を目指す。

 走って走って、相手を徹底的に押し込む。就任2試合目となるウズベキスタン戦を前に、ハリルホジッチ監督は強い口調で語った。「選手には2試合目も勝利を求めている。前回よりリスクを負ってディフェンスラインを前に上げて、前からの守備を要求する」。速く鋭い守備網を敷く狙いは、ウズベキスタンを敵陣に張りつけにすることだ。

 奪ってから素早く相手ゴールに迫るスタイルでは、奪う位置の高さはそのまま攻撃力に反映される。「正確に速いパスをつなげられるか。特に奪った瞬間だ。ペナルティーエリア内ではもっとアグレッシブに行けと(要求している)」。積極的な守備の勢いを、そのまま攻撃につなげる。

 出場メンバーについても「おそらく明日は全く違うメンバーになる。リスクが少しありすぎるかとも思うが、ほとんどの選手を使いたい」と総入れ替えを示唆。チュニジア戦のメンバーとウズベキスタン戦のメンバーを「2チーム」と表現した上で「全く違う方法でやる」と語る。引いて守る相手を想定し、アルジェリア代表時のW杯・韓国戦(4-2)のように、状況に応じて最終ラインの形を自在に変更する“可変システム”を採用する可能性もある。

 成長と競争を求める指揮官のスタイルは、初陣と変わりはない。「ウズベキスタンは、前回(12年2月に)ホームで負けた相手。もう一度挑戦して勝利したい。内容に満足するのではなく、勝利。勝つ、勝つという道を進んでいきたい」。就任最初の代表合宿を2連勝で飾る。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

サッカー最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    スコア速報

    ランキング(サッカー)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス