ハリル監督、国内組に“宿題”課す
「日本代表合宿」(28日、大分市内)
サッカー日本代表は、新体制の第2戦となるウズベキスタン戦(31日)へ向け、大分市内で練習した。
バヒド・ハリルホジッチ監督(62)が、国内クラブ所属選手へ“宿題”を課す考えを示した。勝利から一夜明けた28日の練習前、青空の下で円陣を組んだ指揮官は「国内でプレーする選手には、戻った後にもこなしてほしい練習を与えたい」と、意向を語った。
目的はフィジカル強化だ。自主的な強化だけではなく、指揮官は「個別のメニューを渡したい」との考えを持っている。当然ながら、クラブでの練習メニューは、所属クラブに決定権があるため、異例のプランと言える。今後は調整が必要となるが、厳格な管理体制を望むハリル流は、代表合宿期間外でも健在だ。
前夜に代表デビューしたDF藤春は「監督が求める部分をしっかりやれれば、また代表に呼ばれると思う」。国内組は“ハリル・タスク”で自己強化に励む。