サッカースペイン1部リーグの八百長事件に関する裁判で、前日本代表監督のハビエル・アギーレ氏がバレンシア裁判所に出廷。事件関与の根拠とされる銀行口座への入金を認めながらも、全額返却したとの供述をした。スペインのアス紙が28日、報じた。
アギーレ氏は入廷前後の取材陣に対しては口を開かなかったものの、アス紙によると、裁判官から2度にわたり監督名義の銀行口座に振り込まれた計8万5000ユーロ(約1100万円)について問われ「私は全部返した。その8万5000ユーロを」と答えたという。
はっきりしないのがその後の金の行方。今後の調査の中心になると考えられている。