決着はハーフタイムの通用口トンネル
「スペイン国王杯・準々決勝第2戦、A・マドリード2-3バルセロナ」(28日、マドリード)
サッカースペイン国王杯の準々決勝ではFWネイマールが大活躍でバルセロナを同大会ベスト4入りに導いた。
2-2で迎えた前半40分に問題のシーンが訪れる。A・マドリードMFグリエスマンが放ったシュートはバルセロナDFアルバが右ひじでブロック、このこぼれ球をバルセロナが速攻でつなぎネイマールが決定的な3点目をゲット。第1戦でバルセロナが先勝(1-0)していたため、この時点でアトレチコは3点を挙げなければならない状況となり、勝敗の大勢が決まった。
ダメ押しとなったのはハーフタイムのトンネルでアトレチコ主将のMFガビが主審に抗議し一発退場したこと。ガビの怒りは収まらずその矛先はネイマールに。「彼はおかしなジェスチャーをする。特に自分が勝っているときに」と挑発的な行為があったことをほのめかした。
一方のバルセロナ側は試合中にアトレチコ選手がネイマールに対しブラジルW杯・準決勝ドイツ戦のブラジルの大敗(1-7)をコメントする侮辱行為があったとしている。