「Ｊ１、川崎２-０鳥栖」（２２日、等々力）

　首位浦和と勝ち点８差あった川崎。逆転Ｖの可能性をわずかにつなぐためにも、勝たなければいけない試合。相手は、同じような立場で首位とは勝ち点差６あった鳥栖。勝った方が挑戦権を残せる対戦を、快勝でものにした。

　試合前日、ＦＷ大久保嘉人（３３）は「もっと強気にやろう！！」と語り、連敗の悪いムードを一掃しようとしたが、この「強気」も空回りしてしまう。前半１４分、自らボールを奪い、ミドルシュートを放つがバーを直撃。２０分にもＦＷ小林がボールを奪い、ゴール前で大久保、小林、レナトの３人がフリーとなるチャンスが訪れたものの、大久保のシュートは枠をとらえられなかった。

　それでも、後半に田中、小林が決めて、終わってみれば快勝。３位に浮上した。