看板蹴って出場停止…大久保出直し弾だ

 「J1、大宮-川崎」(23日、NACK)

 J1川崎のFW大久保嘉人(32)が22日、リーグ3戦ぶりの出場となる大宮戦での“出直しゴール”を誓った。

 8月30日に行われた名古屋戦(瑞穂陸)で、ピッチ脇の看板を蹴って破損させたとして2試合の出場停止処分。代表戦での中断期間も含め、約3週間ぶりのリーグ戦に「ようやくやね。今はサッカーがしたくてしょうがない。体は軽いし、コンディションはマジで良い」とぎらつく。

 ベンチの外から眺めた2戦、チームは1勝1分け。エースの帰還に風間監督は「10試合分ぐらいはやってもらわないと」と冗談を交えて期待をかける。

 2年連続での得点王に向け、神戸のペドロジュニオールにランクトップを明け渡したが、昨季は残り10試合から8得点。終盤に強いだけに「ゴール前で集中してどん欲に狙いたい。自分の中でまたスイッチが入った」。前日には金髪を黒色に染め直して心機一転。得点王、そして優勝に向け突っ走る。

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