神戸3発“鬼門”で7年ぶりの白星
「J1、神戸3-1清水」(20日、神戸ユ)
鬼門と呼ばれた神戸ユニバーで、J1では7年ぶりの白星。打ち上げ花火が神戸の勝利を祝福した。
前半11分、FWペドロジュニオール(27)がDFのこぼれ球を拾うと、ドリブルで右へ切り込み先制弾。相手が治療で10人になった時間に「流し込むだけでよかった」と冷静に決めた。同39分には、FWマルキーニョスが追加点。後半13分にはペドロジュニオールがダメ押し弾をたたき込んだ。
2発を沈めたペドロジュニオールは通算13ゴールとし、得点ランクトップに。「最大の目標はタイトル。チームの結果が最優先」と勝利を誓った。
後半24分にミスから失点したものの、「内容に満足」と安達監督。6位につけた神戸が、残り10戦で優勝争いに割り込む。