香川、内田、遠藤…W杯戦士11人落選

 日本サッカー協会は28日、ハビエル・アギーレ新監督(55)が率いる日本代表の初陣となる9月5日のウルグアイ戦(札幌)、同9日のベネズエラ戦(横浜)のメンバー23人を発表した。

 W杯ブラジル大会のメンバーからは11人が外れた。FW香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)は26日のリーグ杯・ミルトンキーンズ戦で脳しんとうを起こした影響で外れた。原専務理事は「100%でプレーをする可能性を考えた時に難しい」と説明した。

 W杯組ではないものの、FW原口元気(ヘルタ)も24日のブレーメン戦で負った右肩のけがで当初リスト入りしていたが見送られた。

 DF内田篤人(シャルケ)は右膝の炎症、MF山口蛍(C大阪)は右膝半月板負傷の影響が大きい。MF青山敏弘(広島)も腰痛から試合復帰していない状況だ。

 DF今野泰幸(G大阪)、MF遠藤保仁(G大阪)、FW大久保嘉人(川崎)については世代交代も考えられる。アギーレ監督は「若手、ベテランは区別しない」としており、必要が生じた場合に招集する可能性はある。

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