森島氏、香川&清武&柿谷で8点取れ!

 サッカー元日本代表MF森島寛晃氏(42)=現C大阪アンバサダー=が28日、都内で開かれたイベントで、ブラジルW杯に出場する日本代表FW香川真司(25)、FW清武弘嗣(24)、FW柿谷曜一朗(24)に対して、C大阪のエースナンバーでもある背番号8にちなみ「3人で8点取ってほしい」と粋な檄(げき)を飛ばした。

 C大阪のエースナンバー背番号8にちなんだ粋な檄だった。開幕まで2週間余りに迫ったブラジルW杯に向けて、初代ミスター・セレッソ森島氏は自身の後継者でもあるFW香川、清武、柿谷へ「3人で8点取ってほしい」との言葉を送った。

 W杯5大会連続出場となる日本だが、これまで1大会を通じての最多得点はベスト16に進出した02年日韓大会の計5得点。森島氏はそれを大きく上回る高いハードルを課した。

 C大阪の背番号8は09年に森島氏から香川に受け継がれ、12年は清武、そして13年からは柿谷が背負っており、98、02年と2度のW杯に出場した森島氏を含め、歴代の8番全員がW杯メンバーに名を連ねたことになる。

 キプロス戦をTV観戦した森島氏は、FW香川について「ゴールに向かう姿勢、ミドルシュートの意識も強かった」、FW清武には「独特のボールタッチで攻撃のアクセントになっていた」と評価。FW柿谷には「もう少しシュートの意識があってもよかった」と注文を付けつつも「もっと点を取っていける選手」と期待を掛けた。

 W杯初戦のコートジボワール戦が行われる6月14日(日本時間15日)は、くしくも森島氏が日韓大会でゴールを決めたチュニジア戦(長居)と同じ日。「出られることに満足せず、日の丸を背負って活躍してほしい」と願う森島氏。“8番”がゴールネットを揺らした先には、日本の躍進が待っている。

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