長友 自信満々の帰国「優勝目指す」

 サッカーのW杯ブラジル大会日本代表DF長友佑都(27)=インテル・ミラノ=が20日、イタリアでのシーズンを終えて成田空港着の航空機で帰国した。W杯に向けてプレーヤーとしてさらなるレベルアップを目標に掲げる一方、公言してきた「優勝」を口にした。日本代表は21日から鹿児島県指宿市内での合宿で始動する。

 日本代表がW杯で優勝する姿。いったい、何人のサポーターが想像できるだろう。険しく、果てしなき道。それでも、長友は真剣だ。

 「目標と言われれば、何度も言っているように優勝。負けることを意識してW杯に臨むことは考えられない。やるからには優勝を目指す」と言い切った。

 近年は低迷気味とはいえ、イタリアの名門、インテル・ミラノで約3年半、定位置を確保してきた長友にとって、世界のトップは夢ではない。今季は主に左MFを務め、5得点7アシスト。数字は残したが「10得点10アシストを目標にしてきたので、まだまだ」と語った。

 4年前の南アフリカ大会。日本は16強に躍進し、長友は“エースキラー”と呼ばれた。世界屈指のアタッカーを無尽蔵のスタミナで沈黙させた。「南アが終わってから、この大会のことだけを考えてきた」という長友は攻撃力という新たな武器も携えた。「才能は自分で作るもの。(攻撃で)才能がないと言われてきた僕ですが、今は1対1で止められる気がしない」とまで言い切る。

 個人としても「人の記憶に残り、語り継がれる選手になりたい。今の僕は3年で忘れられてしまう。このW杯はチャンス」と目標を語る。成り上がり続ける長友は壮大な目標を描き続ける。

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