スペイン１部リーグ、アトレチコ・マドリードのＧＫクルトワが、契約上の所属チームであるチェルシーとのＣＬ準決勝に出場することが濃厚となった。２１日のスペイン紙マルカが報じた。

　クルトワはレンタル選手としてアトレチコに加入しており、チェルシー戦に出場するには、クラブが相当額の追加料金を払わなければならないとみられていた。

　しかし最近のクラブ間協議で、何らかの経済的負担の見返りとして出場制限を緩和することになった模様。同選手については来季のレンタル延長も検討課題に上がっており、レンタル料金の増額も解決策のひとつだと考えられている。

　クルトワの出場制限に関しては、ＣＬ準決勝の組み合わせ抽選会の前にＵＥＦＡが直々にが欠場を回避するよう両クラブに通達。場合によっては何らかの制裁を加えるとの強い姿勢で臨んでいた。

　クルトワは国内リーグとＣＬで最少失点、今シーズンここまで２６試合無失点と抜群の安定感を誇っている。