マルディーニ氏「私のミランが台無し」

 元イタリア代表DFでACミランで長年プレーしたパオロ・マルディーニ氏が「ミランが台無しにされた。長期的な計画もなく今のことしか見ていない」などと苦言を呈した。18日付ガゼッタ・デロ・スポルトの独占インタビューに応えた。

 同氏は「怒りと失望が混ざった気持ちだ。成績ではなく、ここ10年でクラブが築き上げてきたものを放り出してしまったからだ。勝利のメンタリティーを持つ多くの選手がいなくなった。長期的展望がない。他から契約期限切れの選手を連れてくるだけなく、チームに機能する選手を獲得しなければならない」などと話した。

 そしてクラブに対して「レオナルドのような、その選手がミランに適するかどうかを見極められる人物がいない。レオは何としてでも私を組織に引っ張って現場の責任者にしたかった。だがガリアーニCEОは『そんな時代遅れの人物なんて』と言ったそうだ。(でも私は)そんなことはない」と批判した。

 バルバラ・ベルルスコーニ氏とも「2度、直接会って話をした」と接触があったようだが、その後連絡は途絶えたという。「勝つためにはアイデア、プロジェクト、そして情熱が必要だ。今、ミランにあるのは情熱だけ」と言い切った。

 またコリエレ・デロ・スポルトは「ガリアーニCEО更迭、マルディーニがミラン入りへ」とのタイトルで、ベルルスコーニ会長がセードルフ監督に「今季、来季も監督を任せるから安心しろ」と電話で激励したと報じた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

サッカー最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    スコア速報

    ランキング(サッカー)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス