澤スタメン復帰でINAC神戸ベスト4

 「皇后杯・準々決勝、INAC神戸7‐0吉備国際大」(15日、神戸ユ)

 準々決勝4試合が行われ、4連覇を目指すINAC神戸が吉備国際大に7‐0で大勝し、7年連続のベスト4進出を果たした。右足首を負傷していたMF澤穂希(35)が約1カ月ぶりにスタメン復帰。惜しいシュートを放つなど後半16分までプレーした。準決勝は21日にNACK5スタジアム大宮で開催され、INAC神戸‐伊賀、岡山湯郷‐新潟が対戦する。

 MF澤のスタメン復帰に花を添える大勝劇。シュート36本を浴びせ、7得点で7年連続となるベスト4進出を決めた。

 11月2日のリーグ戦・吉備国際大戦で右足首を負傷してから43日ぶりの先発となった澤は、後半5分に右クロスから惜しいシュートを放つなど61分間プレー。「普通にチームに溶け込めたし、勝利をいう結果を残せて良かった」と胸をなで下ろした。

 前半こそ相手の粘り強い守備にてこずったが、後半はFW高瀬の2得点など一気に6ゴールを重ねた。リーグ戦、リーグ杯、国際女子クラブ選手権と合わせた4冠へあと2勝。主将のFW川澄は「4冠を取って初めて一つのタイトル」と口元を引き締めた。“絶対女王”にはわずかな油断もない。

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