神戸・吉田が今季で引退、指導者の道へ
J2神戸は24日、FW吉田孝行(36)が今季限りで引退すると発表した。1995年に横浜Fでプロ生活をスタートさせ、08年から地元の神戸でプレー。勝負強さを兼ね備え、10年のリーグ最終節・浦和戦では、2ゴールを決めてJ1逆転残留に貢献した。
J1で53得点、J2で32得点を挙げた名選手がスパイクを脱ぐ。2チームで主将を務めたキャプテンシーの持ち主は今後、指導者の道へ進む予定。「Jリーグの監督などで戻ってきたい」とビジョンを明かした。
昨季のJ2降格で引退を延期した。「本当は昨年やめようと思ったけど、もう一度、このチームをJ1に戻してやめたかった」。プロ入り時から師弟関係にあった安達監督に昇格をプレゼントし、自らも花道を飾る。