川澄、27歳ラストマッチで“祝砲”

 「なでしこリーグ、大阪高槻0-3INAC神戸」(15日、高槻総合)

 3連覇を目指す首位INAC神戸が、日本代表FW川澄奈穂美(27)の1ゴール1アシストなどで大阪高槻を3‐0で下し、開幕11連勝で勝ち点を33に伸ばした。INAC神戸はリーグ戦22連勝、リーグ戦の無敗記録も48に伸ばした。浦和は岡山湯郷に3‐2で競り勝ち、2勝目で勝ち点8とした。

 降りしきる雨とぬかるんだピッチをものともしなかった。FW川澄は前半5分、右サイドから切り込んでFW高瀬の先制点をアシスト。後半6分には、カウンターから試合を決定づける3点目を挙げた。

 23日に28回目の誕生日を迎える。27歳ラストマッチを勝利で飾るとともに、今季8得点で2ケタ得点も視界に入ってきた。それでも「数字は意識していないけれど、FWなので得点にはこだわりたい」と表情が緩むことはない。

 守っては、ナイジェリア戦(22日・長崎県立)の日本代表に初選出されたDF三宅が鋭い出足でインターセプトを見せるなど、リーグ戦3試合連続完封に貢献した。JFAアカデミー福島時代に東日本大震災を経験した17歳は「もっと活躍して福島の人を元気にできれば」と第2の故郷に思いをはせた。

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