14年ブラジルW杯を目指す日本代表のアルベルト・ザッケローニ新監督(57)が31日、都内で就任会見し、自身を“日本化”し、日本を躍進させることを誓った。Jクラブへの突撃訪問や試合の視察のため、単身で日本定住を熱望。「好きな日本語は侍」という日本初のイタリア人監督は、身も心もサムライブルーに染まる覚悟を明かした。1日には初仕事としてナビスコ杯準々決勝第1戦FC東京‐清水(味の素)を視察。来年1月のアジア杯3強、ブラジルW杯8強という目標に向け動きだす。年俸は2億円(推定)の2年契約で2年の延長オプション付き。
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温和な笑みで報道陣335人、カメラ27台の視線を受け止めた。「みなさん、ボンジョルノ」。ザッケローニ新監督の第一声はイタリア語のあいさつ。続いたのは「日本協会や関係者、ファンからサポート、“ヨロシク、オネガイシマス”」と日本語を織り交ぜたあいさつだった。
侍になる。「侍という言葉が好きです。今日から日本人の気持ちでいないといけないと強く感じている」。オシム元監督は就任会見で「日本代表を“日本化”する」と所信表明した。だがイタリア国外での指揮、代表監督就任は今回が初のザッケローニ新監督は、自身を日本化させることからスタート。30日にはトンカツに舌鼓を打つなど日本食にも挑戦する。
熱意は日本定住に表れる。原技術委員長は最新の欧州サッカー事情を知るためにも定期的に帰郷を勧めた。だが新監督は「帰る必要はない。ずっと日本に住む。欧州のことは十分知っている。日本のことを知らなければいけない」と定住を熱望。1日から新居を探し、就労ビザが取得できる9月中旬から日本に住む。「次の会見は日本語でやります」と冗談まじりに話したが情熱は本物だ。
来年1月のアジア杯に向けた準備でもある。次回大会の予選が免除される3強入りが目標だ。シーズン中の海外組の招集が未知数でもあり、国内組の把握が急務。「試合だけじゃなく、練習も見たい。選手、コーチとも話をしたい」。1日にはコーチを務める関塚氏らとナビスコ杯を視察予定。9月の2連戦や事前合宿への意見調整も進める。
イタリアのビッグ3(ACミラン、インテルミラノ、ユベントス)の監督を経験した名将は「代表監督というさらに大きな挑戦をしたかった。日本と一緒に伸びていきたい」と極東に身の置き所を見つけた。「この冒険が終わるとき、ザッケローニの侍たちがいいプレーをしたという思い出を残したい」。マカロニ侍はブラジルで大立ち回りを演じる。















