ホーム > サッカー > サッカー最新紙面記事

平山、岡田JAPANの救世主として期待

 練習試合で2点目のゴールを決める平山(左)=千葉県内のグラウンド
 練習試合で2点目のゴールを決める平山(左)=千葉県内のグラウンド

 「練習試合、日本代表10ー0中央大」(9日、千葉県内)

 サッカー日本代表は9日、東アジア選手権・香港戦(11日・国立競技場)へ向け、千葉県内で公式大会期間中では異例となる練習試合を行った。主力組が出場した1試合目は、FW玉田圭司(29)=名古屋=のゴールなどで4-0。サブ組での2試合目は25分ハーフで、FW平山相太(24)=FC東京=が圧巻の4得点をマークするなど6-0だった。ベネズエラ戦、東アジア選手権・中国戦と2試合連続無得点と“ゴール欠乏症”に陥っているだけに、平山には“救世主”としての活躍が期待される。

  ◇  ◇

 淡々と得点を重ねる代表戦士にあって、平山がゴールへの執着心を見せつけた。

 中大との練習試合。自らベストゴールに挙げたのは1点目。中盤でボールを奪うと、ゴールまで約25メートルの距離をものともせず、無回転弾を決めた。中大のGKを務めた西川が「まさかあの位置から打ってくるとは。ぶれて不規則に揺れた」と証言する一発。平山も「無回転は狙ってないけど…、奇跡っス」と照れたが、その後も技ありのループシュートなどゴールを量産した。

 大学生が相手とはいえ、“自信回復”という点で試合の意味は大きい。異例の公式大会期間中の対外試合は、2試合連続無得点に終わったことで岡田監督が、急きょ組み入れた。主力組で出場したDF闘莉王が攻撃参加を繰り返し、岡田監督にたしなめられる場面もあるなど、得点不足が原因でチーム内には不満が充満していた。

 指揮官は「彼はDF。守備をしないといけないのは分かっているはず。流れの中で前に行っただけ」と平静を装ったが、主将DF中沢は「点を取らないことで、彼の中でストレスがあるんでしょう」と闘将の気持ちを代弁。それだけに、4ゴールを挙げた平山の活躍は、本人にとっても、チームにとっても光明だ。

 平山は「今日ぐらいゴール前で冷静になれれば、絶対点は取れる。(香港戦は)チーム全体でゴールを見せたいっス」と意気込む。自信を喪失しかけている岡田ジャパンにとって“救世主”となれるか-。

(2010年2月9日)





Copyright(C) 2010 デイリースポーツ/神戸新聞社 All Rights Reserved.
ホームページに掲載の記事、写真などの無断転載、加工しての使用などは一切禁止します。ご注意下さい。
当サイトは「Microsoft Internet Explorer 4.x」「Netscape Navigator/Communicator 6.x」以上を推奨しています
Email : dsmaster@daily.co.jp